ミュゼットのページ、飛行調整のヒントに「クセ取り用ミキシング」を加筆。
以下はその内容
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・クセ取り用ミキシング
パターン機の基本的なクセ取り用ミキシングとしては、
ナイフエッジ関係で「ラダー→エレベーター」と「ラダー→エルロン」、
また、パワーオン・オフによるピッチング関連で「スロットル→エレベーター」があります。
もし、送信機のミキシング機能に余裕があるならば、垂直ロールの軸ズレ対策に使うのも良いでしょう。
[垂直ロールの軸ズレ]
軸ズレを調べると言っても、1回転させてしまったのでは色々な動きが絡み合って良く解らなくなってしまいます。
そこで、「1/4ロールした時のピッチとヨーのズレ」を別々に観察してみると理解し易くなります。
少しゆっくりめのロールの方が良いかもしれません。
「垂直上昇」「垂直下降」と、その左右回転方向によって、ピッチやヨーのクセが変わるので、実際には次の8種類をチェックする必要があります。
<ピッチ方向>
パワー・オン時
平面形を見せた垂直上昇→右1/4ロールで側面姿勢にしてピッチ方向のズレ(アップ or ダウン)
平面形を見せた垂直上昇→左1/4ロールで側面姿勢にしてピッチ方向のズレ(アップ or ダウン)
パワー・オフ時
平面形を見せた垂直下降→右1/4ロールで側面姿勢にしてピッチ方向のズレ(アップ or ダウン)
平面形を見せた垂直下降→左1/4ロールで側面姿勢にしてピッチ方向のズレ(アップ or ダウン)
<ヨー方向>
パワー・オン時
側面を見せた垂直上昇→右1/4ロールで平面姿勢にしてヨー方向のズレ(左 or 右)
側面を見せた垂直上昇→左1/4ロールで平面姿勢にしてヨー方向のズレ(左 or 右)
パワー・オフ時
側面を見せた垂直下降→右1/4ロールで平面姿勢にしてヨー方向のズレ(左 or 右)
側面を見せた垂直下降→左1/4ロールで平面姿勢にしてヨー方向のズレ(左 or 右)
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[垂直ロール用ミキシング]
クセが分かったら、ピッチとヨーそれぞれを「エルロン→エレベーター」「エルロン→ラダー」のミキシングで減らしていきます。
ミキシングは、実際のロールで倒すスティック位置の時に最大になる様なカーブミキシングが望ましく、
スロットルのハイとスローでも別々に調整出来る機能が欲しい事になります。
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