宇都宮へ見学に行く。
飛行場下にある待機場風景。
風はほぼ正面からの横風。
日差しの強い日だった。
双発のビンゴには色々な工夫が施されていた。
上下のカナライザーは可動式。
mamuさんの出番。
かなりパワーを掛けた飛行だった。
岡目八目と言うが、ちょっと傍から見ているとそれなりに見えて来るものがある。
例えば45°の事。
右側フレームでの垂直降下に対して、アワーグラスの45°降下が、黄色い矢印の様になっている事が多かった。
本当の目標地点は黒矢印の様になるのだが…。
そうなる原因は既に、その前の演技、フィギュア9にある。
この図だけが正解と言う訳では無いが、一例としてみると、
フィギュア9の抜けの高度を165mとし、その高度のままアワーグラスに入り、上辺を300m、下辺を30mで描く事になる。
この様な細かな考察や配慮をしないと、いつまで経っても正確な演技は描けない。
それと、6番目のハーフ・リバース・キューバン8の45°。
これが60°以上になっている。
これは、私も自分のフライトをビデオで確認するまで気付かなかった。
製図してみると上図程度の大きさしか描けないハズで、詳しい事はこれまで飛行航跡3や飛行航跡5で触れて来た。
また、ストールターンにも問題が多かった。
横風の中、飛行面を出す事の難しさが良く現れた大会だった。
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