随分昔、ラジコン技術の表紙になった事があった。
これは、ラジコン技術1981年9号。
その頃務めていたメーカーの仕事で、当時発売開始されたダクテッドファンユニットにあわせたF-15のキットを設計・製造したのだ。
表紙用として、機体のみとかその他色々な写真が撮られたが、最終的にこの一枚が採用された。
私にとっては記念の一冊となった。
撮影当日が初飛行だったが、無事に成功して良かった。
初飛行の緊張感はあったが、フライト成功には、下の「フライングシャーク」等の経験も大きく役立っていた。
同号には、私の執筆によるダクテッドファン搭載1号機「フライングシャーク」の記事も載っていた。
この機体も私の設計による。
因に、当時のパターン機はこんな感じ。
翼長1700mm
主翼面積50dm2
重量4100g
2st.60エンジン チューンド・サイレンサー付き
D11ペラを11000〜12000rpm
演技内容は現在の様なターンアラウンドでは無く、センター演技だけを左右45度のフレームの中で行う、というもの。
スピードに乗せたジェット機の様なフライトスタイルで、大抵の機体が上位選手を含め、手前の翼を下げて飛んでいた。
成家さん、吉岡さん、秋葉さん、みんな若〜い。
当時は私も予選会に参加する事があったが、自分の実力とプロとの差を感じ、次第に競技から離れてしまった。
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