プログラム・ミキシング例

 

ミュゼットの場合を大雑把に。

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ミキシング・モニターの項目を見ると、現在使用中のミキシングがすぐに確認できる。

この画面では、RUDO→A/EがONになっている。

これはナイフ・エッジの癖取り用に最初から用意されているものだが、ポイント毎に調整できるカーブ・ミキシングではないので、ここではエルロンのみを使っている。

 

3ページ目には、6種類のミキシングがある。

 

P.MIX1:THRO→ELEV

垂直降下時のアップグセを修正。

スロットル・スティック最スローの時、エレベーター・ダウン0.5mm以内。

 

P.MIX2:RUDD→ELEV

ナイフ・エッジの癖取り用。

ここではカーブ・ミキシングが使えるので、エレベーターに使う。

 

P.MIX3:ELEV→ELEV

スナップ2でエレベーター舵角を減らす為。

 

P.MIX4:RUDD→RUDD

スナップ2でラダー舵角を減らす為。

 

P.MIX5:AILE→ELEV

垂直上昇・下降ロールの軸ズレ対策。

 

P.MIX6 AILE→RUDD

垂直上昇・下降ロールの軸ズレ対策。

上記、PROG.MIX5:AILE→ELEVについては、

左右のロール方向やパワーON/OFF別に細かく設定できるが、他の場面の事も考え、現在はほとんど利かせていない。

POS-0がパワーON時で、POS-1がパワーOFF時となる。

画面の状態は、パワーON時、左ロールで、微妙なダウン、となる。(1がニュートラルで、1と3のポイントでは出力0)

PROG.MIX6 AILE→RUDDについて、

画面は、パワーON時、左ロールを入れ始めた時だけ、ラダーが少し右(1mm)になる様にセットしたときのもの。

 

因みに、ミュゼットBPでは垂直降下時(パワーOFF時POS-1)の調整も必要になる。

その次のページにあるTHRO STKで、POS-0とPOS-1を切り替えるスロットル位置を設定している。

実際のミキシングは、機体の性質や目的、そして送信機の機能によるので、ここで細かな説明をしても無駄になるが、要は、飛びを細かく観察してミキシングの組み合わせや量を試してみるという事。

例えば、ループで必ずエルロン修正が必要なら、エレベーター→エルロンとして、カーブミキシングでエレベーターを打ち始める時だけミキシングが掛かる様にしてみるのも良いかもしれない。

 

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