バレル・ロール

 

 

F-17.07バレル・ロールについて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のブログに、「バレル・ロールを真後ろから見ると、時計文字盤の9時で始まって、12時でナイフエッジ、3時が背面、6時がナイフエッジ、9時で戻る」と書いたが、

http://nsca.us/images/stories/currentsequences/F3A-F-17%20Powerpoint.pdf

を参照すると理解し易い。

実は、このバレル・ロール解説の中にある上面図は、最初ちょっと間違った描き方がされていたのだが、最近になって今の様に修正されていた。

 

この図を見れば分かるが、要するに、飛行経路は、水平に置いたネジのネジ山の様なもので、傾斜角はネジの中心線に対して45°となっている。

 

実際には、

45°上昇ラインを描いてから、

時計文字盤の9時でロールを開始し、

12時のナイフエッジ状態に見える時には、機首が演技面外側に45°向いていて、

3時の背面状態では45°頭下げ、

6時のナイフエッジ姿勢では機首が演技面内側に45°向いていて、

9時で開始と同じ45°頭上げ、となる。

 

尚、ロールの回転方向は任意なので、ロールの位置が演技面に対して外側になっても内側になっても、どちらでも良い。

 

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